ホームページ制作を依頼するのは初めてのケースの方がほとんどです。そこで今回はホームページ制作を初めて制作会社にお願いする際に注意しておくべきことを何点か挙げさせていただきます。ホームページ制作をお願いする際に何を準備すればいいかわからない、という方は是非ご一読ください。

ホームページ制作に必要な情報

ホームページ制作会社をどこにするか決めてあとは、基本的にはホームページ制作会社の案内に従って進めていけばホームページは出来上がりますが、制作会社に”丸投げ”の状態だと本当に伝えたい情報が伝わらない場合も多くあります。なぜなら自社のことは自社が一番よくわかっているからです。自社の魅力をしっかりと制作会社に伝えることで見る人にとってもより良いホームページが出来上がります。

ホームページ制作において準備しておくべきことを大きく分けて４つの項目にまとめました。
・自社情報
・サイトイメージ
・スケジュール
・制作後の運用体制

これらを具体的に社内で検討、まとめた上で制作会社に依頼するとスムーズで、出来上がるホームページが思っていたのと違った、なんて失敗も防ぐことができます。それでは一つずつ見ていきます。

自社情報

自社のことを明確にすればするほどホームページを見ているお客様も御社のことがよく分かります。逆に自社の内容を一般的な内容で伝えてしまうと特徴のない企業のイメージになってしまいます。必要な情報としては以下の情報が必要ですのであらかじめ社内でまとめておきましょう。
・事業概要/会社概要
・他社と比べた自社の強み
・自社やサービスのターゲット層

サイトイメージ

ホームページの印象を決定づけるサイトのイメージについてです。例えば”かっこいい感じ”とか、”かわいい感じ”といった場合にもかっこいい感じのイメージが人それぞれで違ったりするので、具体的にイメージの認識を擦り合わせておく必要があります。ある程度デザインができた段階で上司に確認をとったら、全く違うと言われる、なんてことがないようにあらかじめ社内でまとめておきましょう。特に参考となる他社のサイトを探しておけばイメージも具体化されます。
・デザインテイスト
・メインで使用する色
・他社の参考サイト

スケジュール

制作スケジュールを決めておく必要があります。店舗のオープンのようにこの日までにと言う具体的な日付があればそこから逆算して、無い場合でも公開日を決めてから進めたほうがずるずる公開が後にずれていく心配が減ります。また、タイトなスケジュールの場合、制作会社が対応できない場合もありますので、余裕を持ってご依頼することをお勧めします。簡単なサイトで１ヶ月程度、複数ページで２〜３ヶ月かかるのが一般的かと思います。
・発注予定日
・サイト公開希望日

予算

ホームページ制作において予算を決めておくことが重要です。例えば安ければ安い方がいいという考えて制作を進めると、当然品質は下がっていきますので、あまりお勧めはしません。安い方がいいと言う決め方ではなく、最低でもこの予算以上で発注するというラインを決めましょう。また、上限も設定しておいた方がいいです。もちろん予算が大きい方がいいものができるのは当たり前ですが、費用対効果が見えにくくなります。
・下限予算
・上限予算

制作後の運用体制

ホームページは作った後の運用体制が重要です。記事や実績を更新していくなど、情報発信の場として活用していく必要があります。また、ホームページで早期に受注を目指すのであれば、ウェブ広告などの広告手法も検討する必要があるでしょう。運用担当や責任者を決めておくことで、作った後放置されずに自社の資産として動き続けるホームページとなります。
・公開後の運用方法
・運用責任者や担当者

まとめ

以上、ホームページを制作するときに準備すべきことをまとめてみました。これ以外にも必要なことはありますが、あとは制作会社と一緒に進めていければ大丈夫かと思います。また、上記の内容についても、初めてだと難しい点も多くあるかと思います。ホームページラボでは、発注前のご相談から無料で承っておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。それではまた次回。