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ECサイト制作

【初めてのECサイト制作】依頼ガイド/進め方や注意点

【初めてのECサイト制作】依頼ガイド/進め方や注意点

ECサイト(ネットショップ)は実はホームページ制作と大きく異なります。見た目だけで言えばホームページのようなイメージですが、ホームページは基本的には情報を載せているだけですが、ECは商品を載せて、そこで売買まで行います。販売管理システムの意味合いの方がメインでそこに見栄えのウェブサイトが表示されているイメージです。今回はECサイトを初めて制作会社に依頼する場合の流れや注意点などを解説します。


目次
・企画商品戦略
・ECサイトの種類
・ECサイト制作の流れ
・テスト
・公開後の運用

企画商品戦略

 ECサイトの成功を大きく左右するのが商品そのものの戦略です。これについてはマーケティング戦略の話になりますので今回は割愛しますが、お店でもECでも基本的には商品戦略がないと売れません。ECサイトにあげたからといってお店で売れなかったものが勝手に売れるようになるということは基本的にはありません。また、ECサイト特有の戦略もあります。例えば、ある商品をお店では、1,000円で売っていて、これは周辺のお店より安いから自分のお店では売れるのだけど、ECサイトに載せると、他社が掲載しているものより高くなって売れない場合があります。これは、お店だと地域のローカルマーケティングで成り立ちますが、ECサイトになると急に競合他社が全国のショップになるため、マーケティング戦略の見直しが必要になります。

ECサイトの種類

 ECサイトには種類があり、まず大きくはモールに出すか自社ECを作るかという選択があると思います。ネットショップも考え方はリアル店舗と同じで、ショッピングモールのテナントとして出すか、自社の店舗を構えるかという選択と同じです。ですので、楽天などのモールに出店する場合のメリットは集客がモールに一定数ありますので、集客がしやすい反面場所代として利用料や売り上げに応じた手数料が多くかかります。一方自社ECを制作する場合は、集客を自分で1から行っていかなければなりませんが、モールのような手数料はかかりません。
今回は、自社ECを制作する場合について見ていきます。
自社ECを制作する場合でもその作り方にまた選択肢があります。
1からオリジナルのECサイトを作るか、ショッピングカートシステムと呼ばれるシステムを利用してECサイトを作るか、です。結論から言いますと大企業でない限りオリジナルで1からシステムを組み上げてECサイトを作るメリットはありませんのでショピングカートシステムを活用したECサイト制作がおすすめです。

ECサイト制作の流れ

 ECサイト制作が初めてという方はまずECサイトがどんなものかを確認する必要があります。客としての立場で見ている画面と、提供側で見ている画面が異なります。ECサイトは表面上ウェブサイトのようになっていますが、提供側は販売管理システムです。どのような受注が入っているかの受注情報、それに対して入金済みなのか発送済みなのかといったステータス、顧客情報、顧客の購買頻度、商品の登録、送料の設定など、システムとして設定することが多くあります。使いやすいサービスを使う必要があります。
 流れとしては自分でどのようなショッピングカートシステムがあるかを検索するのもいいでしょう。制作会社に聞いてもいいです。まずはショッピングカートとはどんなものかをざっくり理解してください。制作会社によっては、このショッピングカートシステムの制作しか対応していませんという制作会社も多いので、まず最初に何のカートシステムを使うかを検討する必要があります。
 カートシステムが決まったら、そのシステムに合わせて設定やお客様からみるEC店舗のデザインやコーディングを制作会社で行っていきます。店舗のイメージや販売したい商品をしっかり伝えられるECサイト目指しましょう。
 デザインやコーディングが終わったら、企業情報の登録や商品の登録を行っていきます。これは制作会社が作業代行する場合もありますが、単純作業なので自社でやることがほとんどです。
 カートシステムを決めて、EC店舗のデザインやコーディングも終えて、各種設定も終えたらいよいよオープン間近ですがその前に確認が必要です。

テスト

 ECサイトが出来上がったら、公開する前にまずうまく稼働するかのテストを行う必要があります。テストアカウントやお客様アカウントを自分で作ってみて、自分で発注してみます。注文が入ったらどのような流れで入金や発送まで行うのかといった手順の流れも確認します。これで問題なければいよいよ公開になります。

公開後の運用

  ECサイトは作るまでよりも作ってからが本番です。販売しながら、来客が少なければ広告を検討したり、送料無料のキャンペーンを行なったり、商品の入れ替えを行なったりと、この辺りの考え方は実際の店舗運営と同じです。ECサイトを作ってしまえば売れていくということは基本的にないので、しっかり運用していきましょう。

まとめ

 ECサイトは制作するだけであればその役割は少なく、作る前や作ってからが肝心です。どのように作っていったらいいのか、どういう戦略で販売していこうかといったところからご相談可能ですので、ECサイト制作をご検討の際はホームページラボまでお気軽にご相談ください。

当コラムではホームページ制作に関する疑問をコラムにしておりますので、他の記事もぜひ気になる記事があればご一読ください。

この記事を書いた人

中小企業診断士 水子 伸城

ウェブの分野で10年以上ノウハウを培ってきました。中小企業診断士の資格も持ちコンサルティング事業も行っています。経営目線で、業界問わず幅広くノウハウを培ってきた経験を基にお客様のビジネスを大きく伸ばすお手伝いを全力でさせていただきます。

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