ホームページ制作の相場は本当に幅があって、ホームページの費用をネットで検索すると、数万円から100万円以上と大きな開きがあることがわかります。
この値段がそもそもなぜ違うのか、その辺りを理解した上で御社にあった発注を行うことがホームページ制作を失敗しないコツです。発注先や価格帯ごとの特徴やメリットデメリットをご紹介しますのでぜひ最後までご一読ください。
目次
・はじめに
・ホームページ制作発注先カテゴリ
・発注先カテゴリの選び方
・カテゴリの中から比較検討する
・まとめ
はじめに
ホームページの相場を左右するのがホームページ制作の依頼先です。依頼先によって価格帯が異なります。依頼先としては、フリーランスに依頼するのか、制作会社に依頼するのかなど、カテゴリごとの選択肢があります。また、その依頼先の中でもいい悪いがありますので、まずはフリーランスなのか、どの規模の制作会社なのかを決め、その階層の中で同規模の制作会社を比較検討するといいでしょう。
よくやりがちなのが、カテゴリが違う会社で比較検討することです。例えばフリーランスと中堅制作会社を比較検討してしまうと、そもそも提供しているサービスが全く異なるため、価格帯も内容も異なります。このせいで、一方は数十万円、一方は百万円を超える、というような状況になってしまい、これでは比較検討できません。
一般のアパレルショップのバッグと、ブランドバッグを比較検討しているようなものです。ブランドバックを買う際はブランド同士で比較をすると思います。
同じようにまずはフリーランスでいいのか制作会社に依頼するのか、など目的に合わせて依頼先の階層を決めましょう。同じ階層の依頼先の中で比較検討すると、同じような価格帯でどのように違うのかが見えてきて、発注先を最終的に決定することができます。
ホームページ制作発注先カテゴリ
ホームページ制作の発注先は大きく分けて以下の4つのカテゴリがあります。
・フリーランス
・小規模制作会社
・中・大規模制作会社
・広告代理店
フリーランスは、個人でされている方で比較的低コストで依頼することができます。ただ、フリーランスでホームページ制作されている方は数多くいて、大学生のような方も多くいます。株式会社の形態をとっていても一人や二人の場合はフリーランスと同じカテゴリと考えていいでしょう。小規模制作会社は、会社組織としてホームページ制作事業を行なっていて人数としては数人の会社になります。中・大規模制作会社は、だいたい10人以上の会社を指します。岡山では数百人いるような制作会社はありませんので、20〜30人の制作会社が岡山県内で一番人数が多い中・大規模制作会社といえます。
発注先カテゴリの選び方
発注先カテゴリ選びで重要なポイントは3つ、予算、目的、御社の企業形態です。一般的にホームページ制作は30万円〜100万円程度かかります。予算を抑えたいという方はフリーランスを選ぶのが基本になるでしょう。プログラムは無形なので、ささっとできそうというイメージを持たれる方が多いのですが、一般的にホームページを作るにはずっと制作にかかりっきりでもちゃんと作ると1ページものでも1ヶ月以上の工数がかかります。なので人件費を考えても30万以上かかるのはおわかりいただけると思います。逆に30万円以下で作る場合は、どこか工数を削減しないとそもそも作れないので、見えるところや見えないところで制作が簡素化されていると思ってください。
予算ベースで検討される際は岡山県の相場の記事もご確認いただければと思います。
→岡山県のホームページ制作費用の相場は?【料金表一覧付き】
また目的という面で言えば、とりあえずあればいい程度の場合は予算を抑えて制作すれば良いですが、これはそもそも作る必要がないかもしれません。ホームページで認知度を上げていきたい、ホームページで受注を増やしていきたい、ホームページで採用を強化したい、などのホームページに効果を求める場合は一定水準以上のサイトを制作しないと効果が出づらいので、予算最優先ではなく、普通程度の予算を確保する必要があります。
また、御社がフリーランスであれば、フリーランスに依頼する、中小企業であれば、小規模制作会社に依頼する、大企業であれば、中堅大企業の制作会社に依頼する、といった考え方でもおおよそ間違いではないです。制作の品質やその後の運用面でのサポート面などは規模の応じた方が理にかなっています。
カテゴリの中から比較検討する
御社の規模や目的に応じて、フリーランスに発注するのか、小規模制作会社に発注するのか、大規模制作会社に発注するのかなど決めた後に、次はそのカテゴリの中でどこに発注するかを決めます。
例えば御社が数人〜数百人の中小企業であれば、小規模制作会社に依頼するのが一般的かと思いますが、その場合、小規模制作会社は複数ありますので、その中からどの制作会社に発注するべきかのポイントがあります。
県内業者に依頼するのがおすすめ
まず、県内くらいの来てもらえる距離の制作会社に依頼するのが安心です。大阪や東京など県外の制作会社に発注したお客様から、「制作後のメンテナンスを対応してもらえない」「製作中も連絡が取れない」などの声をよく聞きます。一概にそうとは言えませんが、県内業者の方が細かい対応をしてもらえることが多く、最悪困った時は来てもらえますので安心です。
デザイン性を制作実績で確認
ホームページで重要になるのはまず見た目の部分です。ウェブだとわかりづらい場合はリアル店舗をイメージしてもらえればと思います。ホームページはウェブ上の店舗や社屋だと思ってください。実際の店舗や社屋を施工会社に依頼する際に、社屋のイメージが実際のビジネスにマッチしていないと、来店型のビジネスだと集客に影響がありますが、ホームページも同様に、ホームページの見栄えがイコール御社のイメージに直結します。BtoBの法人向けのビジネスでも、ホームページはチェックされますので、正しく訴求しないと御社のビジネスが正しく伝わりません。その制作会社の制作実績を確認して自社の求めるデザイン性のものができるかどうかチェックしましょう。制作会社によってデザイン性には幅があります。
提案内容を比較
比較する際に見た目の部分と同じくらいプログラムの部分も重要なのですが、ウェブに詳しくないとそこの判断は難しいと思います。なので、提案内容をしっかり聞いて、丁寧に作る会社かどうかを判断します。例えば弊社ではSEO(検索順位への対応、ユーザ目線での設計)について50項目以上のチェック項目を用意してチェックを行なっています。SEO設定を全く行わない制作会社もあります。この辺りは提案内容を聞いて比較検討することをおすすめします。また、制作の段取りや、製作中の提案も重要なポイントです。提案内容もそうですが、担当者からの提案や任せて大丈夫そうかどうかというのもしっかり見極めてください。制作は段取りが大部分を占めますので段取りの悪い担当者だと、トラブルになることもよくあります。
まとめ
以上、ホームページを制作するときに発注業者選定のポイントをまとめてみました。まずは個人にどの規模の制作会社に依頼するのかを決めて、その中から比較検討して制作会社を決めていきましょう。また、弊社は岡山県内を中心に高品質低価格で製作を行う小規模制作会社です。ホームページラボでは、発注前のご相談から無料で承っておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。それではまた次回。