ホームページを開設したものの思うように問い合わせを増やせず困っているという方もいるのではないでしょうか。
また、「アクセス数は増えたがそれに伴った問い合わせ数が確保できない」「ホームページからの問い合わせを増やしたいが何から手をつけていいのか分からない」といったお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事ではホームページからの問い合わせを増やす方法をご紹介します。
ホームページからの問い合わせを増やすための6つの方法
1.問い合わせフォームまでの導線を見直す
2.問い合わせフォームを使いやすくする
3.問い合わせに繋がりやすいキーワードを含める
4.メリットをわかりやすく提示する
5.離脱率の高いページを改善する
6.ファーストビューのデザインやキャッチコピーを見直す
1.問い合せフォームまでの導線を見直す
ユーザーがお問合せをいつでもできるように問い合わせページへのリンクを分かりやすいところに設置することが大切です。また、サイトの構造が複雑で問い合わせに至りづらいこともよくあります。ユーザーが迷うことなくお問い合わせフォームまでたどり着けるよう、ホームページにアクセスしてからの導線を見直すことで、問い合わせをしたいと感じた時にすぐに問い合わせができるようにしておくことが重要です。
例えば、お問い合わせボタンは画面の特定の位置に固定しどのページからもアクセスがしやすいようにしたり、ユーザーにお問い合わせボタンだと瞬時に気づいてもらえるような分かりやすいデザインにしたりするなどの工夫を凝らすと良いでしょう。
2.問い合わせフォームを使いやすくする
お問い合わせフォームの入力項目が多すぎたり、何を入力して良いかわからない項目があると問い合わせ完了までに時間がかかってしまい離脱率を高めてしまいます。お問合せ数を増やすためには、できるだけ簡素化したお問い合わせフォームを設置したり、未入力項目を見える化するなどユーザーの使いやすさを重視することが大切です。
以下によくある問い合わせフォームの改善ポイントを記載します。
より使いやすい問い合わせフォームにしていきましょう。
・入力必須項目を最低限にする
・入力フォームに記載内容例を表示する
・住所は郵便番号による自動入力を取り入れる
・プルダウンやチェックボックスなどの選択式の回答を増やす
・不要な項目を除く
・未入力箇所の表示
3.問い合わせに繋がりやすいキーワードを含める
ホームページからの問い合わせを増やすためには、自社の製品やサービスに既に関心を持っているユーザーを集めることも効果的です。御社の製品サービスに興味を持っているユーザーが検索しそうなキーワードを想定し、自社サイトで正確に表現することで問い合わせに繋げやすくなります。
例えば、自社製品・サービスに関連するプロダクトを検討しているユーザーは「商品名 価格」「サービス名 効果」のように検索することが予想できるため、価格や効果、メリットなどの見ているユーザーが欲しているであろう情報や内容をサイト内に盛り込むことで集客できる可能性が高まります。
4.ユーザにとってのメリットをわかりやすく提示する
ホームページでは、自社の製品やサービスがどれだけユーザーにとって利益のあることなのかを伝えることが重要です。顧客となるユーザーたちの悩みを予想し、その解決方法として自社製品・サービスを活用することを伝えると分かりやすいでしょう。
そのためには、普段から既存顧客の悩みやニーズ、また実際の活用方法まで把握しておき、例えば、キャッチコピーや導入事例などにおいてお客様のニーズにマッチした内容を提示することで導入後の活用イメージを沸かせることができ、製品やサービスのメリットをわかりやすく伝えることができます。
ホームページでは製品やサービスの概要説明だけになりがちですが、一方的な製品の性能の説明だけでなく、その先にメリットや利用シーン、利用後のユーザのイメージなども合わせて掲載することで具体的なニーズ喚起が促されお問い合わせ数の増加を期待することができます。
5.離脱率の高いページを改善する
ホームページ全体の中で離脱率の高いページを特定し改善を重ねていくことで問い合わせ数の増加を期待することができます。ホームページにおける離脱率はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを活用して確認することができます。
Googleアナリティクスでは、ページごとの訪問数や平均ページ滞在時間、直帰率、離脱率、流入経路などを知ることができます。これらの解析結果を基に、ユーザーの離脱率が高いページを特定しそのページがユーザーが求めている情報を掲載できているかを見直し、改善していきましょう。
6.ファーストビューのデザインやキャッチコピーを見直す
ホームページを訪れたユーザーはホームページ全体を見て離脱するかどうかを判断するわけではなく、パソコンやスマートフォンなどに表示されるファーストビュー(スクロールせずに見える最初の画面)の第一印象で離脱するかどうかの判断が大きく左右されます。
ファーストビューにおける一般的な離脱率は約40%~70%と非常に高くなっているため、ユーザーに下までスクロールしてもらうためには、ファーストビューでユーザーに興味を持たせることが大切です。
自社のファーストビューにおいて、ユーザーの目を引くようなデザインになっているか、製品やサービスの魅力を簡潔に伝えるキャッチコピーになっているか、ユーザーが求める内容がホームページ内にあることを知らせるような内容になっているかなどの観点から今一度見直し改善させていきましょう。
まとめ
ホームページからの問い合わせを増やす方法6選について紹介してきました。始めから6つすべて取り入れようとするのではなく、手をつけやすいところから1つずつでも見直していくことで問い合わせ数を増やすことに繋がるのではないでしょうか。ホームページラボでは御社のサイトの改善点の評価や改善案のご提案、ホームページのリニューアルまで一貫して対応可能です。なかなか問い合わせに至らないなどの課題でお困りの方は現状のサイトの評価についてご相談ください。